Ableton Liveでクリックを変拍子に追従させるのは大変
Ableton Liveのクリック(メトロノーム)で、5/4→4/4→6/4→3/4みたいな面倒な拍で鳴らそうと思うと、Time Signature Changeを設定したタイムをひたすら複製しなければならず結構めんどうくさい。クリック音だけ変拍子で鳴ればいいや、というときはサクッとMIDIで打ち込んでしまったほうが速い。
しかし、Ableton Liveのクリック音のサンプルは しかもここからは右画像のSoundの部分でチェックをつけている音しか拾えない。
C:\ProgramData\Ableton\Live 11 Suite\Resources\Misc\Metronome\Samples
という、普通はAbleton Liveのブラウザ(Place)に登録していないようなフォルダにあり、WoodやClickのサンプルは存在していないのかもしれない
調べたが、ClickやWoodのサンプルがどこにあるのかよくわからなかった。もしかしたらClassicのサンプルに内部的なエフェクト処理をしてWoodやClickの音を作っているのかもしれない。そうなると、Abletonからの出力をなんらかの方法でルーティングして録音しなければClickやWoodの音は取り出せないということになる。
主要DAWに対応したメトロノームRackを作った
というわけで、サクッとクリックを打ち込みたいときに使えるメトロノームRackを作った。
WoodやClickの回避策というわけでもないのだが、せっかくなので主要なDAW(Sonar / Reason / MPC / Machine / Logic / FL Studio / Cubase / ProTools)がデフォルトで採用しているクリックのサンプルも選べるようにした。
主要なDAWのサンプルはSideBrain.netからDLできる(一応Packに入れておいたけど……ごにょごにょ)。
メトロノームRackの使い方
C1がアクセント付きのクリック、C#1がノーマルのクリックになっている。Abletonのクリップビューで見るとSonarUpがC1、SonarがC#1になる。まあ上画像のようにやってくださいまし。シーケンサーみたいな気の利いたモノは搭載してない。
Rackの右向き三角をクリックすればどのDAWのサンプルを使うかを選択できる(別にマクロノブでもいいのだが、微妙に使いにくかったのでVariation機能を使った)。
あとはよしなに。
以上。